2016-01-01から1年間の記事一覧
追記 2017/03/21:中国で4/25から連載が再開されると発表されました 2017/04/25:少年ジャンプ+で『群青のマグメル』の連載が再開しました 中国の翻翻動漫文化芸術有限公司の漫画行では3/25発売の第6号に、日本の集英社の少年ジャンプ+では6/24に掲載された…
ROUND5 25P 今回は初めから中盤まで三月が異能を活かして奮戦する様子が手早く丁寧に描写されています。前回終了時点では、残り1話であることと三月の目的が家族の争いを「止める」ことであったため、正直に言ってもうバトルがなくてもしかたがないと考えて…
ROUND4 19P 挫折した三月は自ら人形を捨てようとしたところを神である作者キャラに止められ、彼がバトルロイヤルものにジャンルを変更した理由の真実を教えられます。 三月にモデルの彼を説明する際に動物園のエピソードを前置きにしたのは上手い導入です。…
ROUND3 19P 次女の二海はS気質のわかりやすい一や四乃と違って天然ボケ気味の性格ですし、願いも世界平和と3人の姉妹の中では一番いい子であるように見えます。三月もそう思っているのですが、自分の正義を実現するために暴力を厭わない点はあっけらかんとし…
ROUND2 19P 前回は今までのマグメルと同様にほとんどの背景も人物と近いペンタッチと立体の捉え方でしたが、今回の背景は違った描き方の部分がかなり増えていますね。アシスタントが増強されたようで何よりです。 「四乃にいじめられて困ってるお兄ちゃんが…
ROUND1 50P 『ファミリーゲーム』は第年秒先生が初めて日本の集英社から直接の依頼を受けて執筆した作品となります。なのでもし今後中文版が発表されたとしても、オリジナルは日本語版の方と考えた方がいいでしょう。登場人物も最初から日本人として設定され…
第22話 幻想の閉幕 26P 原題:在空想消失之前(直訳:空想の消失する前に) ダーナの繭編の最終話です。クーとヨウの過去が明かされ、今まですっきりとは理解できなかった事柄の多くが納得できるようになります。 まずは前回のヨウとクーの対峙を受けての2…
第21話 未完の過去 20P 原題:最后的空想(直訳:最後の空想) この回ではヨウが善戦はしつつも事前のダメージのせいで一方的に追い詰められ、クーの戦闘能力の高さが読者に印象付けられます。喰い現貯める者は現実構造なら構造が起こした現象からでも吸収が…
第20話 現と幻 20P 原題:空想之幻(直訳:空想の幻) ダーナの繭編ラストバトルのヨウ対クーです。このバトルでのクーには変なこじつけが出来そうな描写もあるのですが、とりあえずそれ抜きでの感想です。 第7話で拾人館を急襲した異形のエリンの正体が人型…
2016/07/09 少々追加と修正 『追想フラグメント』は中国では『二想』という題で2013年の7月に発表されました。日本語版ではカラー漫画から白黒漫画になり、設定の細部が変更されるなど、他の第年秒先生の作品の日本語版と同様にアレンジが加えられています。…
第19話 邂逅 20P 原題:空想的问候(直訳:空想的な訪問) 双生タイタンをダーナの繭の外に出すことに成功して激闘が終わります。双生タイタンを退けることは出来てもとどめを刺すことは出来ませんでしたが、ヨウたちの目的はあくまでも繭での救助活動であっ…
第18話 決断 20P 原題:战士的空想(直訳:戦士の空想) 双生タイタンだけが相手でも窮地に陥っていたヨウたちの戦闘に実は爆発を生き延びていた3頭身のエリンのお頭までも加わり、絶体絶命の状況に追い込まれます。ここで一徒がヨウを即死級の攻撃から逃が…
因又(イン ヨウ) 因又(イン ヨウ)(第33・34話) 拾因 ゼロ ゼロ(第33・34話) エミリア・チェスター クー・ヤガ・クラン クー・ヤガ・クラン(人間形態) クー・ヤガ・クラン(第34話) クー・ヤガ・クラン(マスク装着・激昂時) 喰い現貯める者(ク…
考察 ①クーは因果限界を伝って人界に来た 転移する以前のダーナの繭の種はクーの監視対象であった。しかし種が遭難中のスカイホエールに転移し人界に運ばれてしまったため、クーも種を追って人界にやって来た。スカイホエールが極星社クスク支部に到着するま…
2016/06/29 微修正 登場人物の違い 因又(インヨウ)・拾因 ◆因又(第33・34話)の特徴 黒い髪と黒い瞳 濃色を基調とした装備に淡色のマント 星形のマント留めと星のポイントの入ったグローブ 帽子に四角いキャラのモチーフ 現実構造と2つの幻想構造(因果限…
第34話 過去と今 20P 原題:続・决定过去的未来(直訳:続・過ぎ去りし未来での決定) 2016/06/26 日本語訳の問題点について追記 今回のヨウと呼ばれる人物は現実構造の能力だけでなく、因果限界と神の見えざる手という2つの幻想構造の能力も持っています。…
第17話 二つの死闘 20P 原題:奇人的空想(直訳:怪人の空想) 拾因がどんな雰囲気の人間かというのは幾分か触れられていましたが、今回は拾因が何をした人間なのかというのが焦点の話です。 拾因が聖国真類の領地に侵入してダーナの繭に接触したことが遠因…
第16話 拾因の繭 20P 原題:空想之因(直訳:空想の因) エリン3種族の首領格がヨウの残した文字に好奇心を発揮したばかりに、策略に嵌って爆風に巻き込まれます。第8話で触れていた1時間おきにダーナの繭の壁に穴が開けられるという伏線をしっかり回収して…
第15話 闘争と逃走 20P 原題:在空想的追逐(直訳:空想での追跡) 前々回のエリンへの不意打ち、前回のエリンの死体を囮にしての背後からの攻防体での奇襲に引き続き、今回のヨウもなりふり構わぬ戦闘を繰り広げます。 ヨウが時刻を気にしてタイミングを図…
第14話 宣戦布告 20P 原題:幻想之于空想(直訳:空想における幻想) 初心者構造者の4人の探検家への説明も終わり、今回から対エリン戦となります。一徒は自分の能力発動に成功するなり、まずその情報を利用して自分に構造能力の知識を与えたヨウたちと取引…
第13話 目覚め 20P 原題:空想阴影(直訳:空想の陰影) エミリアの口からダーナの繭もエリンも通常はマグメル奥地でしか見られないことが説明され、その両方が市街地を占拠している現在の異常さが確認されます。エミリアとクーの会話はここでも上手く成立せ…
第12話 力の在処 20P 原題:空想世界的原著者(直訳:空想世界のエリン) 今回はそれまで読者にとっては人間に似ている分余計に意味不明の化物としか思えなかったエリンについての説明があり、まだわからないところは多いなりにも彼らは彼らの理屈や理由を持…
第11話 構造者の資質 20P 原題:空想世界的构造者(直訳:空想世界の構造者) 今回はこれまで断片的に出てきた構造者・構造の能力についての情報を整理し、詳しい説明をする回です。まず9人の探検家をなすすべもなく全滅させようとしていた3人のエリンをヨウ…
第10.5話 ゼロの夢 20P 原題:去放松一下(直訳:少し緩くいく) この話は日本では第10.5話として発表されましたが中国ではダーナの繭編の後に番外編として描かれたもので、番外編という分類にこそなっているのですが、実は初期の時系列へある程度話を進めか…
第33話 新たな幕 20P 原題:决定过去的未来(直訳:過ぎ去りし未来での決定) 今回はきちんと読んでいればすぐにわかる仕掛けがいくつか組み込まれているのですが、もう少し核心に触れる描写があるまで詳しく言及するのは控えたほうが良さそうですね。そうい…
第10話 拾人の時 20P 原題:降临空想之国的拾人者(直訳:ダーナの繭に拾人者が降臨する) 前回はあれほど猛獣相手に活躍してみせた探検家達のうち3人があっさりエリンに殺されてしまいました。強身薬や個人の装備程度では対抗できないほどエリンは強力なの…
第9話 エリン 20P 原題:探险者的空想(直訳:探検者の空想) 今回はヨウが出てこず、前回の後半から続いて探検家9人とエミリアのそれぞれの現状を描くものとなっています。 ここで探検家9人の中で特に焦点を当てられたのが広という少年探検家です。彼は過去…
第8話 ダーナの歓待 20P 原題:空想一梦(直訳:空想一夢) ヨウの夢の中に子供のヨウと一緒に「イン」と呼ばれる謎の人物が登場します。これまでほのめかされるだけだったヨウの過去が明らかになり始めると同時に新たな謎が出てきました。 ヨウと「イン」つ…
第7話 急襲 20P 原題:空想之敌(直訳:空想の敵) 『群青のマグメル』初めての本格的なバトル回です。第1話から謎に包まれた能力を持つ構造者として圧倒的な強さを発揮していたヨウですが、今回は敵も構造者ということで今までのようにはいきません。しかも…
第6話 幻想の繭 20P 原題:降临!空想之国!(直訳:降臨!ダーナの繭!) ダーナの繭編の第1話です。ダーナの繭編が前回の喰い現貯める者の登場を予告編としていたことからわかる通り、このシリーズで一番重要なのはクーの仲間入りですが、その後の『群青の…