第29話 神明阿一族 20P 原題:未神明阿一族 前回の鳥山明作品パロディから続いての、扉絵の鳥山明先生ライクなメカはデザインも書き込みも凝っています。ペンタッチは冨樫義博先生の影響が強いのでそこばかりが注目されがちですが、メカやキャラクターの服装…
第28話 臭いものにはかめ◯め波 20P 原題:于是结局了。(直訳:それでお終い) 海玉子さんは第5話で危険生物の餌食になってしまった人物で、モデルは第年秒先生の担当編集の方です。 シモネタ&メタネタギャグ回ということで、いつもの真面目なマグメルや危…
第35話 7か月後 22P 追記 原題:空想阴影 (直訳:空想陰影) 扉絵 読者にとっては久々の連載再開です。作中でもタイトルが7ヶ月後となっていることで時間経過があった示唆されていて、扉絵で登場人物たちの現状が軽く紹介されることで本編がどういったもの…
第27話 世界の均衡 20P 原題:离结局还早!(直訳:決着にはまだ早いのに!) 設定の整理回です。 人間のある一族こと神明阿一族の下では元ダーナの繭探検隊の4人が修行しており彼らへの分析を通じて読者に対して構造の能力の詳細が改めて解説されます。能力…
第26話 日常の裏側 20P 原題:认识又如何?(直訳:ヨウをどう認識したのかな?) クーは前回の引きでは手を貸さないと言っていましたが、すぐに戦う気になってくれてむしろ自分の方が手を出すなと言う立場になります。ちょっとツンデレっぽく見えますが、単…
第25話 父娘のロマン 20P 原題:再加几千如何?(直訳:あと何千でどうかな?) 扉絵のエミリアのキグルミの07は、第1話でエミリアとヨウの乗ったスカイホエールが07号だったことによる小ネタでしょう。ゼロの構造物は06までなので、ヒロイン対決をする2人で…
第24話 1000エクスでどうかな? 20P 原題:1000界币如何? 一徒たちはマグメル深部に向かうため神明阿一族の配下に加わり、読者への説明を兼ねた講習を受けています。探検漫画の醍醐味である世界観設定の蘊蓄、特に強さのランク分けにはやはり少年漫画として…
第23話 幕間の日常 20P 原題:小日常和世界王(直訳:小さな日常と世界の王) 前回で仲間入りしたクーですが、人類よりも精強な聖国真類にもかかわらず早々にいじられキャラ兼ツッコミキャラと化していて親しみが湧きます。 ヨウにエリンから人間の姿に変わ…
追記 2017/04/25:少年ジャンプ+で『群青のマグメル』の連載が再開しました 『群青のマグメル』(原題:『拾又之国』)が中国で4月25日に発売される漫画雑誌『翻漫画』の第1号にて連載を再開することが、3月18日に翻翻動漫文化芸術有限公司の微博の公式アカ…
追記 2017/03/21:中国で4/25から連載が再開されると発表されました 2017/04/25:少年ジャンプ+で『群青のマグメル』の連載が再開しました 中国の翻翻動漫文化芸術有限公司の漫画行では3/25発売の第6号に、日本の集英社の少年ジャンプ+では6/24に掲載された…
ROUND5 25P 今回は初めから中盤まで三月が異能を活かして奮戦する様子が手早く丁寧に描写されています。前回終了時点では、残り1話であることと三月の目的が家族の争いを「止める」ことであったため、正直に言ってもうバトルがなくてもしかたがないと考えて…
ROUND4 19P 挫折した三月は自ら人形を捨てようとしたところを神である作者キャラに止められ、彼がバトルロイヤルものにジャンルを変更した理由の真実を教えられます。 三月にモデルの彼を説明する際に動物園のエピソードを前置きにしたのは上手い導入です。…
ROUND3 19P 次女の二海はS気質のわかりやすい一や四乃と違って天然ボケ気味の性格ですし、願いも世界平和と3人の姉妹の中では一番いい子であるように見えます。三月もそう思っているのですが、自分の正義を実現するために暴力を厭わない点はあっけらかんとし…
ROUND2 19P 前回は今までのマグメルと同様にほとんどの背景も人物と近いペンタッチと立体の捉え方でしたが、今回の背景は違った描き方の部分がかなり増えていますね。アシスタントが増強されたようで何よりです。 「四乃にいじめられて困ってるお兄ちゃんが…
ROUND1 50P 『ファミリーゲーム』は第年秒先生が初めて日本の集英社から直接の依頼を受けて執筆した作品となります。なのでもし今後中文版が発表されたとしても、オリジナルは日本語版の方と考えた方がいいでしょう。登場人物も最初から日本人として設定され…
第22話 幻想の閉幕 26P 原題:在空想消失之前(直訳:空想の消失する前に) ダーナの繭編の最終話です。クーとヨウの過去が明かされ、今まですっきりとは理解できなかった事柄の多くが納得できるようになります。 まずは前回のヨウとクーの対峙を受けての2…
第21話 未完の過去 20P 原題:最后的空想(直訳:最後の空想) この回ではヨウが善戦はしつつも事前のダメージのせいで一方的に追い詰められ、クーの戦闘能力の高さが読者に印象付けられます。喰い現貯める者は現実構造なら構造が起こした現象からでも吸収が…
第20話 現と幻 20P 原題:空想之幻(直訳:空想の幻) ダーナの繭編ラストバトルのヨウ対クーです。このバトルでのクーには変なこじつけが出来そうな描写もあるのですが、とりあえずそれ抜きでの感想です。 第7話で拾人館を急襲した異形のエリンの正体が人型…
2016/07/09 少々追加と修正 『追想フラグメント』は中国では『二想』という題で2013年の7月に発表されました。日本語版ではカラー漫画から白黒漫画になり、設定の細部が変更されるなど、他の第年秒先生の作品の日本語版と同様にアレンジが加えられています。…
第19話 邂逅 20P 原題:空想的问候(直訳:空想的な訪問) 双生タイタンをダーナの繭の外に出すことに成功して激闘が終わります。双生タイタンを退けることは出来てもとどめを刺すことは出来ませんでしたが、ヨウたちの目的はあくまでも繭での救助活動であっ…
第18話 決断 20P 原題:战士的空想(直訳:戦士の空想) 双生タイタンだけが相手でも窮地に陥っていたヨウたちの戦闘に実は爆発を生き延びていた3頭身のエリンのお頭までも加わり、絶体絶命の状況に追い込まれます。ここで一徒がヨウを即死級の攻撃から逃が…
因又(イン ヨウ) 因又(イン ヨウ)(第33・34話) 拾因 ゼロ ゼロ(第33・34話) エミリア・チェスター クー・ヤガ・クラン クー・ヤガ・クラン(人間形態) クー・ヤガ・クラン(第34話) クー・ヤガ・クラン(マスク装着・激昂時) 喰い現貯める者(ク…
考察 ①クーは因果限界を伝って人界に来た 転移する以前のダーナの繭の種はクーの監視対象であった。しかし種が遭難中のスカイホエールに転移し人界に運ばれてしまったため、クーも種を追って人界にやって来た。スカイホエールが極星社クスク支部に到着するま…
2016/06/29 微修正 登場人物の違い 因又(インヨウ)・拾因 ◆因又(第33・34話)の特徴 黒い髪と黒い瞳 濃色を基調とした装備に淡色のマント 星形のマント留めと星のポイントの入ったグローブ 帽子に四角いキャラのモチーフ 現実構造と2つの幻想構造(因果限…
第34話 過去と今 20P 原題:続・决定过去的未来(直訳:続・過ぎ去りし未来での決定) 2016/06/26 日本語訳の問題点について追記 今回のヨウと呼ばれる人物は現実構造の能力だけでなく、因果限界と神の見えざる手という2つの幻想構造の能力も持っています。…
第17話 二つの死闘 20P 原題:奇人的空想(直訳:怪人の空想) 拾因がどんな雰囲気の人間かというのは幾分か触れられていましたが、今回は拾因が何をした人間なのかというのが焦点の話です。 拾因が聖国真類の領地に侵入してダーナの繭に接触したことが遠因…
第16話 拾因の繭 20P 原題:空想之因(直訳:空想の因) エリン3種族の首領格がヨウの残した文字に好奇心を発揮したばかりに、策略に嵌って爆風に巻き込まれます。第8話で触れていた1時間おきにダーナの繭の壁に穴が開けられるという伏線をしっかり回収して…
第15話 闘争と逃走 20P 原題:在空想的追逐(直訳:空想での追跡) 前々回のエリンへの不意打ち、前回のエリンの死体を囮にしての背後からの攻防体での奇襲に引き続き、今回のヨウもなりふり構わぬ戦闘を繰り広げます。 ヨウが時刻を気にしてタイミングを図…
第14話 宣戦布告 20P 原題:幻想之于空想(直訳:空想における幻想) 初心者構造者の4人の探検家への説明も終わり、今回から対エリン戦となります。一徒は自分の能力発動に成功するなり、まずその情報を利用して自分に構造能力の知識を与えたヨウたちと取引…
第13話 目覚め 20P 原題:空想阴影(直訳:空想の陰影) エミリアの口からダーナの繭もエリンも通常はマグメル奥地でしか見られないことが説明され、その両方が市街地を占拠している現在の異常さが確認されます。エミリアとクーの会話はここでも上手く成立せ…